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エタノールチンキとグリセリンチンキ

ご訪問ありがとうございます。

神奈川県大磯町の内藤石けん教室です。

紫外線が要注意の季節です。

セリシンにはメラニンの生成を抑える働きで、シミをできにくくする効果があります。また、日焼けによる炎症を抑えてくれるのでシミができにくい。

さらに線維芽細胞を活性化させることで、コラーゲンやエラスチンを作り出す能力をあげられるという素晴らしい効果が期待できます。

セリシン液

もうセリシンがあれば他にはいらないかも!と思うのですが、欲張りな私はできてしまったシミを薄くしたい。

できてしまったシミを薄くする和漢植物は紫根。これは体感として薄くなりました!

紫根はムラサキ草の根で、江戸時代から外用薬として使われています。「紫雲膏」という軟膏に紫根が入って、やけどや傷のお薬です。

紫根、漢方っぽい匂いがあります。

紫根

これを煮出した液を顔につけるとシミが消えた!と数年前に紫根化粧水ブームがありました。

ただ、煮出した液は長持ちしないので作るのがメンドクサイ。

私は紫根チンキを作って、フローラルウォーターで希釈した化粧水を使っています。

無水エタノール

紫根をエタノールに浸して2週間置くと、紫根の有効成分がエタノールに移ります。紫根チンキにすると1年以上持ちます。

化粧水にするには、紫根チンキとグリセリン、フローラルウォーターを混ぜてできあがり。混ぜるだけなので超簡単。

これを使うようになってから、ファンデーションを塗っても隠れなかったシミが薄くなりました。すごいぞ!紫根。

ということで、手放すことなく何年も使っています。

ただ問題がひとつ。アルコールは刺激が強いので、敏感肌の方には合わないかも。私は大丈夫なのですが、より低刺激にしようとグリセリンチンキを作ってみました。

グリセリンチンキ

グリセリンと水を加えているので、エタノールよりは持ちませんが冷蔵庫で6ヶ月は保存できるそうです。

グリセリンチンキなので、化粧水はフローラルウォーターを混ぜるだけ。さらに手間がありません。しかも低刺激!

エタノールチンキとグリセリンチンキ、使い比べてみたいと思います。