家事の中で洗濯が一番嫌いです。
洗濯機を回して、干して、取り込んで、たたんで、しまう。ものによってはアイロンがけまで。
とにかく時間が長い!工程が多い!
もちろん、洗濯機がのを見ている訳ではありませんが、止まった頃合いを見て干して、乾いたころに取り込んで、と1日中洗濯物が頭のどこかにないといけない。
急に雨が降った日はもう最悪です。
洗濯機を回していたことをすっかり忘れ、夕方に気づいてあ゛ぁ゛ーーーーっ💦ということが何度もあります。
洗濯、嫌い”(-“”-)”
ですが、廃油で洗濯石けんを作ってからは、多少(多少ですが)の楽しみができました。
ちゃんと汚れが落ちているか、洗いあがりはどうなのか。自作洗剤の効果で達成感を感じてます。
市販の洗剤は漂白剤が入っているので真っ白に洗いあがりますが、廃油石けんだけでは真っ白にはならないのが悩み。
洗濯における石けんの役割は、汚れを浮き立たせて落とすための界面活性剤
漂白剤の役割は、繊維に染みついた汚れの色素を脱色し衣類を白くする、除菌、消臭
ならば漂白剤を追加してアップグレードした洗濯石けんにしよう♪
漂白剤は塩素系と酸素系があります。
漂白剤 | 特徴 |
---|---|
塩素系漂白剤 | 消毒効果が高いが、臭いがきつい。有機物に反応して有害な物質が生成されることがあるため、使用時には注意が必要。 |
酸素系漂白剤 | 塩素系漂白剤と比べて、臭いが少なく、有機物に反応して有害な物質が生成されることがないため、比較的安全に使用できる。 |
ということで、色柄物にも使える酸素系漂白剤、過炭酸ナトリウムを購入。
廃油石けんと一緒に入れて洗濯しています。
もうひと手間かけて、過炭酸ナトリウムにつけ置きした後に廃油石けんで洗濯すると、効果的だそう。
Amazon価格で、3㎏:1739円です。1回15g使用で200回分。1回分8.6円。
市販の洗剤よりも経済的。
使った感想は、廃油石けんだけよりも白い洗い上がりになりました。
市販されている洗剤の成分を見ていると、たくさんの成分が入っています。ひとつひとつの成分を確認すると、目的がわかって面白いです。
そうやってどんどんいいものが開発されていく一方で、ナチュラルさからは遠ざかっていくんですね。ちょうどいい塩梅で手作りを楽しめたらいいなと思います。
家庭から出る廃油で石けんを手作りすると、ゴミがでません。廃油を資源にするだけでなく、洗剤買わなくて済むのでパッケージや容器が不要になります。
環境にもお財布にもエコですね。
苛性ソーダをお持ちの方は、廃油で固形石けんと軟石けんを作ってみませんか?
オンラインで学べます。