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梅雨〜夏の石けん乾燥、講師の秘策

ご訪問ありがとうございます。

神奈川県大磯町の内藤石けん教室です。

コールドプロセス製法の石けんは、作ってから約1ヶ月ほど乾燥してから使います。

乾燥させるときには「なるべく日が当たらない風通しのいいところで」というのがセオリーですが、おうちの中でこの環境って難しいですよねー。

特に、高温多湿な日本の気候、そして梅雨から夏にかけては、まさに石けん乾燥の最大の敵!

 

色々と試行錯誤を重ねた結果、北側の日の当たらない部屋でサーキュレーターを24時間つけっぱなしにしています。

サーキュレーター

部屋の空気を循環させるように、壁や天井に向けて風を送っています。

こうすることで、室内に自然な風の流れが生まれ、さらに室温も下がって、石けんが心地よく呼吸できる環境になります。

おうちの中で一番涼しくて日当たりの悪い場所を探してみてくださいね。

そして、もう一つ、とっても大切なことがあります。

石けんの乾燥が終わったら、すぐに密閉して冷暗所にしまうこと!

「え、出しっぱなしじゃダメなの?」と思う方もいるかもしれません。

コールドプロセス石けんには、肌に潤いを与えてくれるグリセリンが含まれています。

このグリセリン、空気中の水分を吸い寄せる性質(吸湿性)があるんです。

せっかく乾燥したのに、空気中の水分を吸って表面がベタベタしたり、水滴がついてしまうことがああります。

乾燥が終わったら、空気になるべく触れないように密閉して、押入れや冷蔵庫などの冷暗所に保管しましょう。

「もっと石けん作りを深く知りたい!」と思ったら、ジュニアソーパー講習がおすすめです。

単に石けんの作り方だけでなく、原材料の特徴を理解してご自身でレシピを組み立てたり、今日お話ししたような保管方法や正しい使い方までマスターできます。

次回の認定講習会は9月です。

今から受講して9月の認定講習会をめざしてはいかがでしょうか?

ジュニアソーパー講習
ジュニアソーパーとは、手づくり石けんの基本的な知識、製法をみにつけ、他の人に指導できるスキルを身につけていることを認定された資格者です。特に苛性ソーダ等の危険な材料の正しい取り扱いと、薬機法などの法令順守を自ら実践し指導できることが求められます。