廃油石けんとは?おすすめの使い方とメリット
石けんを作っています、とお話しすると
「廃油で作るんですか?」と聞かれることがよくあります。
手作り石けん=廃油石けん
そんなイメージ、ありますよね。
実は、石けん講師としても
廃油石けんはとてもおすすめしたい石けんのひとつです。
ただし用途は「お肌用」ではなく
- お掃除
- 洗濯の部分洗い
- キッチンソープ
として使うのがおすすめです。
廃油石けんのいいところは
- 廃油のリサイクルになる
- 手作りの楽しさがある
- 環境を考えるきっかけになる
という点。
家庭の排水は、下水処理されて川や海へ流れていきます。
油ギトギトのお皿に、強い合成洗剤をつけて洗うと確かにスッキリ落ちますが
その分、配管や水環境への負担も気になります。
一方で、
- 先に油汚れを拭き取る
- 石けんで洗う
これだけでも、しっかり汚れは落ちます。
しかも石けんは、排水後に水とともに分解されやすいのが特徴です。
実際、石けん作りで数多く試作したのは廃油石けんです。
廃油石けんの作り方が難しい理由
廃油石けんの作り方は
ネットや本でもたくさん紹介されています。
ですが、実際に作ってみると
レシピ通りにいかないことがとても多いです。
なぜなら
- サラダ油かラードか
- 使用回数
- 劣化具合
によって、仕上がりが大きく変わるから。
廃油石けんでよくある失敗例
- 固まらない
- ベタベタする
- 泡立たない
- 毎回仕上がりが違う
こういった失敗は、実はとても多いです。
私も最初に作った廃油石けんは
ぐにょぐにょで固まらない、数ヶ月放置してやっと石けん状という状態でした。
そこから
- 水分量を変える
- 配合を変える
- 原料を変える
と試作を重ねること数年。

試作1号

試作2号

試作3号

試作4号

試作5号

試作6号
試行錯誤する前に、安定して作れる方法を知りたい方はこちら
安定して作れるレシピにたどり着くまで
試行錯誤の中でわかったことは
- 廃油だけでは安定しない
- でもオイルを足すのはもったいない
ということ。
そこでたどり着いたのが
- ミリスチン酸(泡立ち)
- 米ぬか(硬さ)
を使う方法でした。

試作8号
さらに改良を重ねて、
現在は、家庭から出るどんな廃油でも安定して作れるレシピになりました。

ついに完成!
失敗せずに作りたい方へ
ここまで読んでいただいた方の中には
- 作ったけどうまくいかなかった
- ベタベタ・柔らかい石けんになった
- 毎回仕上がりが違う
そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。
廃油石けんは「簡単そうに見えて難しい石けん」です。
現在、廃油石けんは
オンデマンドレッスンで学べるようになっています。
- 初心者でも失敗しない作り方
- 安定する配合の考え方
- ご自宅の廃油で作れるキット付き
動画で、自分のペースで作れます。
自己流で何度も試行錯誤するより、一度きちんと理解した方が結果的に近道です。
【リサイクルキッチンソープ講座はこちら】

最後に・・・
お皿洗いも、石けんに変えてみませんか?
ちょっとした選択が、暮らしや環境を変えるきっかけになります。
ものすごーく、使い込んだオイルをきれいにする方法も、受講者様専用ページで公開しています。

