1. トップ
  2. 犬の石けん

愛犬のための手作り石けん

石けんってどんなもの?

石けんの原料は、油脂とアルカリ水です。とってもシンプルなんです。オリーブオイル等の天然の油脂に苛性ソーダ加えて反応させると、脂肪酸ナトリウム(固形石けん)になり、苛性カリを加えると脂肪酸カリウム(液体石けん)になります。

教室で作る石けんは苛性ソーダを加えた固形石けんで、石けんの副産物として保湿成分のグリセリンができます。苛性ソーダは強アルカリで劇物指定の薬品なので、未反応の苛性ソーダが石けんに残らないように、わざと油脂を多めに配合します。そのため、過剰になった皮膚によいオイルの成分も石けんに残ります。

油脂とアルカリ以外の原料で作られたものは、すべて合成洗剤になります。ボディソープもシャンプーも食器洗いの洗剤も洗濯洗剤も多くは大量に安価で作れる石油由来の成分で作られています。

手づくり石けんと市販の石けんの違い

市販の石けんは、油脂とアルカリ水を大きな釜でぐらぐら煮立てて短期間で製造する釜だき製法が一般的です。

また製造過程でできるグリセリンや石けん以外の成分は不純物として取り除かれます。このようにできた石けん素地に、泡立ちをよくする発泡剤や、保湿成分、芳香成分、防腐剤などが添加されて製品になります。

これに対し、手づくり石けんでは製造過程でできる保湿成分のグリセリンがそのまま石けんに残るため、しっとり肌に優しい石けんになります。また製造方法にも肌に優しい秘密があります。手づくり石けんはオイルに余計な熱を加えないコールドプロセス製法のため、熱によるオイル成分の変化が少なく、石けんにならなかった美容効果の高いオイルが石けんに残ります。

コールドプロセス製法で作る石けんは、肌に優しい、しっとりするといわれるのは、熱によるオイルの変化が少ないこと、自然にできる保湿成分であるグリセリンが含まれていること、肌によいオイルがそのまま残るためです。

人が使う石けんと犬の石けんの違い

教室で作る石けんは人よりもデリケートな犬用に香りを抑えたり、犬が食しても問題のない原料でレシピを組み立てています。

例えばアボカドオイルは、低刺激で肌の馴染みがよくベビー石けんの原料として使われるオイルです。マカダミアナッツ油は皮膚の細胞を再生するパルミトレイン酸を多く含み、年齢肌に効果がある嬉しいオイルです。なので、アボカド油やマカダミアナッツ油は人用の石けんに大活躍しています。 人にはとてもよい石けん素材ですが、アボカドやマカダミアナッツを食べた犬が中毒を起こした例がアメリカで報告されています。その一方で、ドッグフードの原料としてアボカドが使わりるものもありますが、健康被害の症例はないそうです。犬にとって、これらのオイルが安全かそうでないかはわかっていません。教室では念のため、気になる症例がある原料は使わないようにしています。

法的には、人が使う石けんは化粧石けんの扱いとなり、犬が使う石けんは雑貨扱いとなります。人用の石けんは全成分を表示する義務がありますが、犬用にはありません。人の肌に禁止されている成分も犬用で使用しても違法ではないのです。

以前参加したセミナーで、市販されているドッグシャンプーにブラックライトを当てると、青白く光りました。洗濯洗剤に使われる蛍光増白剤が入っているのです。洗濯洗剤に使われている成分ですが、直接人の肌に触れる洗剤では禁止されている成分です。人よりも敏感な犬に漂白剤が入っているなんて、と衝撃を受けました。
雑貨扱いとなるドッグシャンプーには、成分の表示義務がないため、何が入っているのかわからないのが現状です。もちろん、すべてのドッグシャンプーがそうではありませんが、良い商品を見極めるのはとても難しいと思います。

犬を石けんで洗って大丈夫?

「人の肌と犬の被毛は違うから、人用のシャンプーや石けんで犬を洗ってはいけない」と聞いたことがあります。確かに人と犬では違います。人の肌は弱酸性で犬の皮膚は弱アルカリ性です。皮膚の厚さも違います。皮膚のバリア機能も違います。

石けんは弱アルカリ性です。人の肌は弱酸性なので、石けんで洗っていると弱アルカリ性に傾きます。洗い流せば人の肌は弱酸性に戻ります。弱酸性の洗剤で洗うのが肌に優しいのならば、弱アルカリ性の犬を石けんで洗うのは優しいということになりますね。私は弱酸性、弱アルカリ性というのは気になりません。どちらにしても洗っている間だけのことで、洗い流せば戻ります。

でも、市販されている人用のシャンプーや石けんで洗うことは抵抗があります。スタイリング剤や整髪剤などの汚れを落とすための洗浄成分は強すぎますし、泡立ちをよくする発泡剤や人工香料、その他さまざまな化学添加物が気になります。
ノミダニ予防の薬を背中に添付すると、すぐに全身に薬が行き届くことでわかるように、人よりも皮膚が薄く経皮からの浸透がある犬には化学成分無添加の手づくり石けんは最適だと考えています。 手づくり石けんは「皮膚に負担をかけない天然成分で汚れを落とす」人にも犬にも安心できる洗浄剤です。

洗い方が重要

洗剤に何を使うかよりも、もしかしたら洗い方の方が大事かもしれません。どんなに皮膚に優しい洗剤を使っても、ゴシゴシと皮膚を傷める洗い方をしては意味がありません。

石けんで洗うときは、あらかじめもこもこに泡を作って泡で洗います。直接石けんを被毛にこすり付けて洗ってはいけません。 よく濡らした被毛にたっぷりの泡で皮膚をマッサージするように洗います。泡立ちが悪いようなら汚れがある証拠。2度洗いしましょう。
石けんが残らないように、シャワーヘッドを被毛に近づけて洗い流します。市販のシャンプー剤と比べると泡切れがよいのが特徴です。

できる限りタオルドライで水分を拭き取ります。ここでもゴシゴシしないで優しく抑えるように拭き取ります。 私はドライヤーは使わない派なのですが、毛の長さや被毛の状態に合わせて乾かしましょう。


おすすめグッズ「ほいっぷるん」

私は泡立て用のネットを使っていましたが、お友達に教えてもらった「ほいっぷるん」を使って感動しました!ダイソーさんで売ってます。もちろん、100円です。

容器に石けんと少量のお水を入れてシャカシャカとポンプを押すと、あっという間に容器いっぱいに生クリームのようなきめ細かな泡ができます。 溶け崩れやすい石けんを使うのにとっても便利。使い終わったら水けをきってそのままほいっぷるんの中で保存できます。小さくなった石けんも最後まで使える本当にいい商品だと思います。

皮膚病の愛犬に石けんを2年間使った結果

私が石けんを作ろうと思ったきっかけは、愛犬ひゅうの皮膚病でした。

ひゅう1歳の頃

子犬の頃から腸と皮膚が弱く、病院ではアレルギーと診断(今は真菌)され、アレルギー用の治療食を勧められました。お腹が弱く一日に5、6回もうんちをするひゅう。その頃はまだ1歳の子犬でしたのでそんなものかな?とも思っていました。でも、治療食を続けてもお腹の調子も皮膚もよくならない。何度かフードを変えても改善しませんでした。

2歳ごろから手作り食にしたところ、おなかの調子はすぐに良くなりました。手作りごはんを推奨している先生の本には、フードに含まれる添加物が合わない子が多いとありました。人も犬も食べ物はとても大切なんだと気づき、以来愛犬のごはんは手作りごはん中心です。現在10歳になるひゅうの腸は好調をキープしています。

皮膚は以前よりよくはなりましたが、春先は毎年病院にお世話になり、塗り薬を処方されています。殺菌作用がある薬用シャンプーはシャンプー直後は痒みが治まりますが、肌が乾燥してフケっぽくなり、数日後にはまた痒くなる。痒みを抑えるためにシャンプーする→乾燥する→痒くなるの繰り返し。
2年前からは薬用シャンプーをやめて石けんで洗っています。石けんで洗うようになって、洗った直後にフケがでることはなくなりました。また、現在おむつをしているひゅうの下半身は毎日石けんで洗っています。化学添加物が入っていないので毎日でも安心して洗えています。

10歳のひゅうと8歳のよう・顔はだいぶきれいになりました

今でも季節によって、痒みがひどくなったり、脱毛することがあります。そんな時は、病院で相談しながら治療をしています。手づくり石けんは医薬品ではなく、皮膚に強く残留することのない天然の洗浄成分です。菌のもとになる皮脂やフケなどの汚れを肌への負担を少なく汚れを落とすことが目的の洗浄成分で皮膚病が治るといったものではありませんが、お使いのシャンプー剤が合わないと感じていたら、肌への刺激が少ない天然成分の石けんを試してみてはいかがでしょうか。

皮膚トラブルはほとんどないひゅうの妹ようは、現在8歳。手づくり石けんシャンプーでつやぴか肌を保っています。

ショッピングサイトはじめました

犬の石けんマイスターが作る無添加石けん

大磯町地場屋ほっこりdeワークショップ

自宅教室・レッスンメニュー

交通アクセス

  • 〒259-0111
    神奈川県中郡大磯町国府本郷1077-23
    駐車スペース1台有り
  • TEL.0463-73-3869
  • 大磯駅よりバス15分
    「馬場公園」下車、徒歩3分
  • 大磯駅よりバス15分
    大磯プリンスホテル入口下車、徒歩7分

交通アクセスの詳細はこちら

営業日

ご予約可能なお時間

時間
午前××
午後×××
先頭に戻る